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新しいプライムは「軽量化による飛距離アップ」「上質感」がコンセプト NEW「ゼクシオプライム」誕生

幅広い層のゴルファーに人気を誇るゼクシオの魅力を、中・低速のヘッドスピードのゴルファーにも体験してもらおうというコンセプトから生まれた『ゼクシオプライム』が、2年ぶりにモデルチェンジ。最新バージョンである5代目モデルは、初代からの一貫したコンセプトである「やさしさ」をさらに追求したクラブになっているという。それを可能にしたのは、「軽量化」という考え方。なぜ、クラブを軽くするとやさしくなるのか? さらなる進化を遂げた「ゼクシオプライム」の特長を、開発担当者に聞いた。

スイートエリアが20%も拡大したドライバー


川見洋史
(かわみ・ひろし)
SRIスポーツ 商品開発部ゴルフクラブ(商品企画)
早稲田大学在学中はゴルフ部に在籍し、1993年日本ダンロップ入社。これまでに「ゼクシオ」「ハイブリッド」「ニューブリード」などのゴルフクラブ開発を手がける。現在は、ゼクシオのほか、「スリクソン」ブランドの開発も担当。
 フェース、ソールの色が、先代のシルバーからゴールドへと変わり、さらに高級感を増したNEW『ゼクシオプライム』(以下プライム)。そんな外観と同様に、中身においても大きな変更が加えられた。
「軽量化することで、楽に振れて、ヘッドスピードがアップするので飛距離が出る。それが、新しいプライムのコンセプトです」

超軽量&長尺シャフトで
飛距離アップ
Theゼクシオにくらべ、総重量10gの軽量化に成功したSP500カーボンシャフト。手元部のつぶれ変形を抑えることで、ヘッドスピードがアップ。46.5インチのモデルをチョイスすれば、さらに大きな飛距離が得られる。


深い重心設計で、高い打ち出し
NEWゼクシオプライムと先代モデルのドライバーヘッドの比較。ヘッドをシャローにすることで、重心を深くしつつ、ヘッドスピードが中・低速のゴルファーに最適な重心の高さに設定。理想のスピン量に近づけることで飛距離がアップする。
 開発を担当したSRIスポーツ商品企画部の川見洋史はそう話す。
 まずはドライバーから見てみよう。総重量は、The ゼクシオよりも10g軽い275g(45.75インチ・Rシャフトの場合)。その軽さを生んでいるのが、30g台の超軽量シャフトだ。先端部には、強度の高い東レの新樹脂素材「ナノアロイ」を採用。この素材がゴルフクラブに供給されるのは、このプライムが初めてだ。
「ヘッドスピードを上げるには、シャフトを軽くするのが一番。さらに今回は、Theゼクシオと同じ『エナジーチャージシャフト』という構造を採用しています。この2つの効果で、ヘッドスピードがアップし、飛距離が伸びるのです」
 また、シニアゴルファーの中には、“とにかく飛ばしたいから、長いドライバーが欲しい”という方は少なからずいる、と川見は言う。そんな飛び追求派のために、長さも45.75インチに加え、46.5インチのモデルも用意されている。もちろん、ヘッドスピードをアップさせるためだ。
 さらに、ヘッド自体にも、やさしくするための改良が加えられた。
 まず、比重の軽いチタンを使ったフェースは、肉厚分布をデジタルシミュレーション解析。肉厚を5段階で変えることで反発力が高くなり、従来モデルに比べ、スイートエリアは実に20パーセントも広くなった。これにより、平均飛距離はアップする。
 また、ヘッドが後方に伸びる扁平型によって、重心も従来に比べかなり深くなった。
「重心を深くするのは、開発の大前提でしたが、高さに関しては、あえて前モデルから低くしませんでした。ヘッドスピードが中・低速のゴルファーの場合、むやみに低くするとボールがドロップしてしまうことがあるから、というのが理由です。ヘッドスピードに合わせて、適度な打ち出し角とスピン量が得られるような重心位置にしています」
 重心が深くなったことで、打ち出し角は高くなり、スピン量は減少。それが最大飛距離のアップにつながる。
 つまり、最大、平均飛距離ともアップするというわけだ。

フェアウェイウッド、アイアンも、軽くなってやさしさアップ


スイートエリアがおよそ1.4倍に拡大
新旧フェアウェイウッドのスイートエリアの比較。ゴルファーのヒットポイントを解析し、肉厚を5段階で変更。これにより、スイートエリアは先代モデルにくらべ、何と39パーセントも拡大。芯を外しても、大きく飛距離が落ちないのが心強い。


大きなウエイトで
直進性が大きく向上
重量が、従来の10gから65gに増え、ソール全面に装着されたタングステンニッケルウエイト。トゥとヒールが重いダンベル形状にすることで、慣性モーメントはさらに大きくなった。
 つづいてフェアウェイウッドだが、ドライバーと同じ超軽量シャフトを装着することで、先代モデルにくらべ各番手とも4g軽くなり、ヘッドスピードのアップが期待できる。
 そして、ヘッドも進化した。まずフェースは、ドライバーと同じ新しい肉厚構造を採用。「チタンを使った鍛造カップ型という構造自体は先代と同じですが、それをバージョンアップさせることで、スイートエリアが39%アップと、想定していた以上に大きくできました。これは、カップ構造と理想的な肉厚分布による成果です」(川見)

短めで扱いやすいW#9と#11
フェアウェイウッドの#9と#11。#7までよりさらに重心を低くし、長さも#9が40.5インチ、#11で39.5インチと短めに設定。ユーティリティに近いヘッド形状とあわせ、操作性が高く、ショットの正確性が増す。
 フェアウェイウッドの生命線であるボールの上がりやすさも向上している。先代モデルにくらべクラウン部の面積を大きく、すなわち軽くし、それによって生じた重量をソール後方に配分。その結果、重心はより低くなり、ボールを飛ばすために有利な「高打ち出し+低スピン」が進んだ。
「さらに、先代モデルと同様、#9、#11に関しては、ユーティリティのような形状にして、より重心を低くしています。クラブの長さも短めにしてあるので、楽にグリーンを狙っていけます」
 そして、ゴールドバッヂを装着し、高級感がアップしたアイアンも、軽量化が性能アップのキーになっている。
「ユーザーとして想定するゴルファーのヘッドスピードを考えれば、アイアンも軽いほうがいい。従来も軽かったのですが、さらに軽くしようと考えました。#5で350gを切ればかなり軽い部類ですが、プライムは345g。Theゼクシオにくらべると、14gも軽くなっています。これだけ軽くなれば、力の弱い方でも楽に振り切れるし、打ちやすさが全然違ってくるはずです」
 フェースも、最も肉厚の薄い部分の面積を広げたことで、従来にくらべスイートエリアは10%拡大。芯を外しても飛距離ロスが少なく済む。また、ソールに装着された重量物も大きく変わった。
「先代モデルでは、5gのウエイトを2ヶ所に埋め込んでいましたが、最新モデルでは、ウエイトを65g(#5の場合)にしてソール全面につけました。これによって、低重心化を図ることができました。
 さらに、ドライバーやフェアウェイウッドと同様、ヘッドスピードがアップする超軽量シャフトも、飛距離アップに貢献している。
 クラブが振り切れれば、ナイスショットの確率が高まるだけでなく、気分もよいはず。徹底した軽量化によって進化したNEW「ゼクシオプライム」なら、そんな2つのメリットが存分に味わえるはずだ。
製品のスペックはこちらをご覧ください。
 
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