あなたにピッタリの“ゼクシオ”がきっと見つかる!! NEW『ゼクシオ フォージド』&『ゼクシオ プライム』デビュー

打ちやすさと大きな飛距離で、アベレージゴルファーから絶大な支持を集めている「ゼクシオ」。一昨年(2009年)に発売された「新・ゼクシオ」も、ウッド、アイアンともに大ヒットを記録している。そんなゼクシオ・シリーズに、今回新たに『ゼクシオ フォージド』ドライバー・フェアウェイウッド・アイアンが登場。また、『ゼクシオ プライム』もモデルチェンジを行うとともに、『ゼクシオ プライム VP』というバリエーションが加わった。それぞれのモデルはいったいどんなゴルファーに向いているのか? 商品企画を担当したSRIスポーツの川見洋史に、それぞれの特長とクラブ選びのポイントを聞いてみた。

“飛距離・打感・操作性”を求める中・上級者に
『ゼクシオ フォージド』
(想定ヘッドスピード:45m/s前後)

 まずは右の表を見てほしい。これは、タテ軸にヘッドスピード、ヨコ軸に平均スコアをとり、各レベルの男性ゴルファーに、ダンロップのどのモデルがふさわしいかを示したもの。アスリート向けモデルの「スリクソン Z-TX」「スリクソン GiE」に対し、それよりややヘッドスピードが遅めのゴルファーにおすすめなのが「新・ゼクシオ」や「ゼクシオ プライム」を含むゼクシオ・シリーズというわけだ。

川見 洋史
(かわみ・ひろし)

SRIスポーツ 商品開発部(ゴルフクラブ商品企画)
早稲田大学在学中はゴルフ部に在籍し、1993年住友ゴム工業㈱入社。これまでに「ゼクシオ」「スリクソン」「ハイブリッド」「ニューブリード」などのゴルフクラブ開発を手がける。
 そして今回、従来のアイアンにドライバー・フェアウェイウッドが加わり、シリーズの一員になったのが『ゼクシオ フォージド』だ。
「ここ数年、“飛距離は欲しいけれど、単にやさしいだけでなく、操作性やフィーリングが良いクラブが欲しい”というゴルファーが増えてきました。一方、当社には、そうした中・上級者向けのモデルとして『ゼクシオ フォージド』アイアンがあり、モデルチェンジのたびにファンを拡大してきました。つまり、確実にユーザーが増えていることから、今回、ウッドもラインアップに加えることにしたのです」(川見)
「スリクソン Z-TX」のような競技志向モデルはスペックがハードで扱うのがつらい。かといって、飛距離と打ちやすさ重視で、モデルチェンジのたびに打ちやすさがアップしている「ゼクシオ」ではちょっと物足りない。そんなこだわりゴルファーのためのクラブが『ゼクシオ フォージド』というわけだ。

形状、仕様ともに中・上級者好みのドライバー


中・上級者好みの“やさしすぎない”形状
『ゼクシオ フォージド』ドライバーのヘッド。「新・ゼクシオ」にくらべ幅が狭く、投影面積も小さい。ヘッド厚も3ミリ厚いディープな形状で、中・上級者のこだわりに応えた。


話題の「Miyazaki Kusala」と同工場で製造
フェアウェイウッドにも装着されている新開発の専用カーボンシャフト「MX3000」。コントロール性を重視した設計で、G.I.(ねじれ)の剛性分布は「Miyazaki Kusala」とほぼ同じ。
 大きな飛距離を実現するのはもちろんこと、フェードやドロー、球の高低の打ち分けが自由自在にできて、強く叩いても引っかからない--。そんな、中・上級者がドライバーに求める「操作性」も重視して開発されたのが『ゼクシオ フォージド』ドライバーだ。
「もちろん飛距離は欲しいけれど、思ったとおりの弾道で打てるかどうかも重視する。スコアメイクのために、コンスタントに距離が出るクラブが欲しいという方のために作ったのがこのドライバーです」(川見)
 開発コンセプトの通り、そのスペックは、競技志向モデルとアベレージ向けモデルの中間という仕上がりになっている。
 Rシャフトの重量は298gで、315gの「Z-TX」ドライバー、282gの「新・ゼクシオ」ドライバーのあいだをとった。また長さも、「Z-TX」の45.25インチ、「新・ゼクシオ」の46インチの中間である45.5インチ。ヘッドの設計も同様で、重心の深さ、距離、高さを両者の中間に設計。それにより、ボールは上がりやすいものの吹け上がらず、つかまりすぎないヘッドが完成した。
 新開発の専用カーボンシャフト「MX3000」も、「Z-TX」の「Miyazaki Kusala」シャフトよりも軟らかく、「新・ゼクシオ」のMP600シャフトよりは硬いという設定。ただ、G.I.(ねじれ)剛性分布は「Miyazaki Kusala」とほぼ同じとし、飛距離だけでなくコントロール性も重視する中・上級者の要求に応えている。

抜群の飛距離を誇るフェアウェイウッドと
マイルドな打感で飛ばすアイアン

 フェアウェイウッドも、ドライバーと同じコンセプトで作られているが、特筆すべきはその大きな飛距離だ。
「『新ゼクシオ』は、アベレージゴルファーにとっての打ちやすさを追求しているため、ボールが上がりやすく飛距離も出るのですが、ヘッドスピードが速めの人が打つと、吹け上がってしまうことがあります。それに対し『ゼクシオ フォージド』フェアウェイウッドは、前に突っ込むような中弾道で飛んで行くので、とにかく飛距離が出ます」(川見)
 チタンフェースとマレージングボディの組合せにより、重心を最適設計。それが、高ヘッドスピードでも吹け上がらず、大きな飛距離を生み出す。
 そして、3代目モデルとなる『ゼクシオ フォージド』アイアン。今回のモデルチェンジでは、フェースの素材を従来のクロムバナジウム鋼から、マレージング系の「HT1770」に変更した。
「軽比重で弾性率が低いのが特徴の素材を採用することで、マイルドな打感を損なうことなくフェースを薄肉化・軽量化ができ、さらに設計自由度が増しました。ヘッドスピードが同じでも、フェースの反発が上がる分、初速すなわち飛距離アップにつながります」
 また、従来モデルにくらべ、スイートエリアが15%も拡大したことに加え、競技志向モデルと同じように、フェース長をショートアイアンになるにつれて短く設計。これも、想定するユーザーの好みに合わせたものだ。
 さらに専用カーボンシャフト「MX3000」は、中心部の「バイアス層」(繊維を斜め方向に巻いた層)に、振動吸収性にすぐれた素材「ハイブリッドプリプレグ」を採用。ヘッドだけでなく、シャフトの働きによっても打感をマイルドにすることを目指した。
「“飛距離・打感・操作性”。この3つにこだわる中・上級者のゴルファーに『ゼクシオ フォージド』を使っていただきたいですね」


新素材フェースでさらに飛距離性能がアップ
フェースに新素材「HT1770」を採用したNEW『ゼクシオ フォージド』アイアン。従来モデルにくらべ飛距離が約2ヤード(#5)アップしただけでなく、前後・左右へのバラつきも少なくなった。

低ヘッドスピードでも、ゼクシオと同じ飛距離を実現
『ゼクシオ プライム』
(想定ヘッドスピード:35m/s前後)


ゴールドイオンプレーティングで高級感を演出
構えやすく、安心感のある『ゼクシオ プライム』ドライバー。ソールは、モデル伝統のゴールドイオンプレーティング仕上げで、ユーザーが求める高級感を高めている。
 もう一度右上の表を見てほしい。「ゼクシオ(新・ゼクシオ)」のユーザーにくらべ、ヘッドスピードが遅めのゴルファーのためのモデルが『ゼクシオ プライム』だ。
「ヘッドスピードが速くないゆえに『ゼクシオ』(レギュラーモデル)の性能を十分に引き出せないゴルファーが、『ゼクシオ』と同等かそれ以上に飛ばせる、というのが初代から一貫している『ゼクシオ プライム』の開発コンセプトです」(川見)

ヘッドスピードと打出し角のアップを生む新開発シャフト
『ゼクシオ プライム』に採用された新開発「SP-600カーボンシャフト」。軽量化によってクラブ総重量を軽くしヘッドスピードのアップを図るとともに、中央部を軟らかくすることでヘッドスピードと打出し角を上げ、飛距離アップにつなげる。


フェース薄肉化+深重心化で平均飛距離がアップ
フェース肉厚を従来モデルより薄くすることで、スイートエリアが4%拡大した『ゼクシオ プライム』アイアン。同時に深重心化も実現し、より球が上がりやすくなった。
 では、6代目となる最新モデルの中身を見てみよう。
 まず、ドライバーとフェアウェイウッドは、フェースをさらに軽く、薄くすることで生まれた余剰重量をボディに適正に配分。その結果、従来モデルにくらべ重心は深くなって、よりボールが上がりやすくなり、飛距離アップにつながった。
 また、ダンロップ独自のシミュレーション技術により、フェースのトゥ側上部とヒール側下部の薄肉部分を拡大させることで、スイートエリアが従来モデルより拡大。それが安定した飛距離と方向性を生んでいる。
 さらに、シャフトにも飛距離アップのための工夫を凝らした。新開発の「ゼクシオ プライム SP-600カーボンシャフト」は30g台と軽量で、クラブ総重量も従来モデルよりも軽い273g(46.5インチ・Rフレックス)となり、ヘッドスピードがアップ。また、内部3層に東レの樹脂素材「ナノアロイ」を採用することで粘り感が増したのに加え、シャフト中央部を軟らかくすることで、ヘッドスピードと打ち出し角を上げ、飛距離アップにつなげている。
 また、アイアンでも、フェースに「新ゼクシオ」と同じ軽比重チタンSuper-TIX®PLUSを採用することで、従来モデルよりさらに薄肉化。オフセンターショット時の飛距離ロスを最小限にとどめ、平均飛距離のアップにつなげている。ヘッドの深重心化、「ゼクシオ プライム SP-600カーボンシャフト」を採用している点もウッドと同様だ。
「当社では、実際に愛用しているユーザーへの調査を行っていますが、ゼクシオ・シリーズの中でも特にユーザーの満足度が高いのが『ゼクシオ プライム』。その満足度をさらに高めるために、あらゆる部分に改良を加え基本性能を高めたのが新しいプライムです」(川見)
 想定する『ゼクシオ プライム』のヘッドスピードは35m/s前後。「最近、飛距離が落ちてきたかな」というゼクシオ・ユーザーには、ぜひ一度試していただきたい。

長くゴルフを楽しみたいプレーヤーのための提案型クラブ
『ゼクシオ プライム VP』
(想定ヘッドスピード:30m/s前後)


徹底した低重心化で大きく飛ばすVP
16度のロフトと、チタン+カーボンのコンポジット構造による深・低重心化により、楽にボールが上がる『ゼクシオ プライムVP』ドライバー。アイアンも、プライムを上回る幅広ソールで、徹底した低重心化を図った。
 そして、今回新たに「ゼクシオ プライム」に加えられたのが『ゼクシオ プライム VP』だ。
 開発にあたっては、70歳以上で、ヘッドスピード30m/s前後というゴルファーたちに実際に話を聞いたという。
「多くの方が悩んでいるのが飛距離不足で、『ここまで飛ばなくなると楽しくない』とやめてしまう人も少なくありません。そういう方々のために、少しでも長くゴルフを楽しんでもらえるクラブを作ろう、というのが『ゼクシオ プライム VP』を開発した意図です」(川見)
 開発の目標に掲げたポイントのひとつは、とにかくドライバーの飛距離を伸ばすこと。そのために、ロフトは思い切って16度のみの設定とした。ヘッドスピード30m/s前後で様々なロフトをテストした結果、16度というロフトが、上がりすぎず、かつライナーにもならずに最も飛ぶというデータが出たためだ。さらに、クラウン部とサイド部トゥ側に、チタンより軽いカーボンを採用することで、プライム以上に重心を低く設計。それにより、低ヘッドスピードでも高弾道でスピン量が増えすぎず、飛距離アップが見込める。
 そして、60歳以上のいわゆるスーパーシニアから多く聞かれるのが、「6番アイアンより上のロフトが少ない番手になると、どれを打っても飛距離にあまり差が出ない」という悩み。これも低ヘッドスピードが原因だ。
「この悩みを解消するために、各番手を超低重心化してボールを上がりやすくすることで飛距離アップを図るとともに、ロフト、重量、クラブ長を最適化して、番手ごとの飛距離に確実に差が出るよう、番手構成を変えました」
 その結果、フルセットは、ウッドが#1、4、5、6、アイアンが#7~9、PW、AW、SWの計10本というユニークな構成になった。フルセットで使えば、より性能のよさを引き出せるというわけだ。
「若い頃に真剣にゴルフをしていた人ほど、飛距離が落ちてくると、理想とのギャップに苦しみ、やめてしまうことが多いようです。でも、道具を替えて飛距離が伸びれば、プレーしようという意欲も高まるはず。『ゼクシオ プライム VP』は、飛距離を伸ばして長くゴルフを楽しんでくださいという“提案型クラブ”です」(川見)

アマチュアゴルファーを細分化し、それぞれのゴルファーのニーズに応えるべく開発されたゼクシオ・シリーズ。この中から、あなたにベストフィットの一本がきっと見つかるはずだ。


ゼクシオ・シリーズ中最軽量の37gのシャフト
『ゼクシオ プライム VP』ドライバーに装着された新開発「VP-1000カーボンシャフト」は、ダンロップで最軽量の37g。総重量も主要メーカーでは最も軽い269gで、ヘッドスピードアップをサポートする。

従来の常識にとらわれない10本構成のフルセット
『ゼクシオ プライムVP』のフルセットは、従来の13本(パターを除く)という常識にとらわれない10本構成。低ヘッドスピードでも番手相当の飛距離が出るうえ、各番手の飛距離アップを実現した。